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許されざる者
 
 
 俺のやっていることは六課に対する裏切りなのだろうか。
 吹っ切ったつもりの疑問はすぐに心の奥から姿を見せる。
 俺はその疑問を、何度でも心の奥に押し込める。
 考えるな。
 吹っ切れ。
 吹っ切れるわけもなかった。
 だから、吹っ切った。吹っ切ったつもりになった。吹っ切ったと思いこむことにした。
 それだけしか、俺には思いつかなかった。
 とにかく、やることは一つだった。
 六課の食堂で俺はメシを作る。そして食わせる。
 今は、それ以外のことは考えられない。食堂にいれば、八神の姿を見ることもほとんどない。八神の姿が見えたら、厨房に籠もればいい。
 メシを作っている間は他のことを考えずに済んだ。エリオやヴィータたちに何を食わせるか、それを考えていれば他のことは考えずに済んだ。
 だから俺は、出勤中である限りは可能なだけ食堂に詰めているようになった。俺の居場所は詰め所でも休憩所でもない。食堂だと思い極めていた。
 基本的に、食堂には誰かが常駐していなければならない。六課内は静かな時間はあっても、完全に全員が休むことはない。食堂も全日体勢なのだ。
 だから、俺は居場所には困らなかった。寝るのも食堂横の小部屋だ。一応ベッドは置かれているので、身体を休めるに不自由はない。
 その夜も俺は、出勤してすぐに夜勤メンバーと引き継ぎを済ませ、朝食の準備を始めた。
 そして、夜の間は一応閉められていた食堂の扉を大きく開く。とは言っても、鍵が閉まっていたわけではないので、特に手間ではない。
「……おはようございます」
「ん、おはようさん」
 俺は挨拶をしてきた子供が扉を潜り抜けるまで、扉を支えてやる。キャロよりも小さな女の子だ。
 ああ、子供は朝が早いな。じゃあ今日の朝飯第一号はあの子……
 ちょっと待て! 誰だ、あれ!
「ちょっと待った! 君、誰?」
 子供は立ち止まり、振り向いた。不思議そうに俺を見ている。
「おじさん、誰?」
「……おじさん?」
 俺は大きく息を吸った。おじさんと呼ばれるのはまあ仕方ない。ファインやバードの父親と間違えられることも多いのだ。
 女の子とは見たところ、ファインと同じくらいの年格好だ。彼女から見れば俺はおじさんに見えるのだろう。
「俺はここの料理長だ。そういう君は誰なんだ?」
「ヴィヴィオは、ヴィヴィオだよ?」
「フルネームは?」
「フル……ネーム?」
「お母さんかお父さんは? 一緒なんだろ?」
 エリオやキャロの例があるとはいえ、さすがにこの子は小さすぎる。それとも、ヴィータのように外見の幼い種族なんだろうか。
 ヴィヴィオは辺りをきょろきょろと見回して泣きそうな顔になる。
 げっ。待てよ、なんか、俺が虐めてるみたいじゃないか。
「ヴィヴィオちゃん? ジュース飲むか?」
 俺は答えを待たずに厨房へ急ぎ、ミキサーに缶詰ミカンと缶詰桃、缶詰パイナップル、バナナ、牛乳を放り込んでミックスジュースを作る。蜂蜜とヨーグルトもオマケだ。バナナは冷凍されているのでほどよく冷えた物ができあがる。
 それを、泣きそうになったヴィヴィオにストロー付きで手渡した。
 ついでにミックスジュースに浮かせているのはサクランボ。
「特製ミックスジュースだぞ。飲んでくれ」
 上目遣いで俺を見ているヴィヴィオ。よく見るとオッドアイ。片方はフェイトさんと同じ色の瞳だ。フェイトさんの子供……さすがにそれはないだろう。妹だろうか?
 ジュースを受け取ったヴィヴィオだが、ストローに口を付けない。何か警戒してる、というか、俺が警戒されているんだろうか。
 緊張感が妙に高まっていく。
「飲んでもいいんだよ、ヴィヴィオ」
 突然現れた救いの女神に、俺はホッとして肩の荷を下ろした。
「この人は、食堂で一番偉い人だよ。皆のご飯を作ってくれる人だから」
「フェイトママっ」
 ああ。やっぱりフェイトさんの子供なのか。道理で瞳の色が……
 ……?
 フェイトさん、いくつなんだ? というか、既婚だったのか!? なのはさんと危ない関係って噂はなんだったんだ?
 うーん、旦那が羨ましいな。いったいどんな奴なんだ。
「フェイトさんの子供ですか」
「あ、それは……」
「フェイトちゃん、ヴィヴィオ!」
「あ、なのはママ」
 なのはママ? さっきはフェイトママって。ママが二人? それとも、この子は年上の女性をみんなママと呼ぶのか?
 悩んでいるうちに、なのはさんが何事もないかのように話しかけてくる。
「トランザさん、朝食シフトに入ってるのは久しぶりだね」
「ははっ。今日は俺のまずい朝飯すから、覚悟してください」
「そんなことないですよ。トランザさんのご飯にまずいなんて言ってたら、私なんかもうご飯作れなくなっちゃいます」
「そんなこと言ってくれるのはなのはさんだけですよ。ヴィータは文句だらけだし」
「ヴィータちゃんは文句というより、いいからさっさとデザート食べさせろって感じだよね」
「もう、アイツの飯は今日から全部アイスにしてやる」
「あははは。きっと喜ぶよ?」
 冗談を言い合いながら、俺は朝食を準備した。
 ついでなのでフェイトさんとなのはさんにも特製ミックスジュース。それからトースト、サラダ、ベーコンエッグ、ポタージュスープにハッシュポテト。
「それで、ヴィヴィオちゃんって、結局誰の子なんです?」
「私とフェイトちゃんの間の子供だよ」
「ああ、なるほど」
 うっかり納得しかけたじゃないか。待て。
「いや、あり得ないから」
 何故か複雑な表情のなのはさん。
「みんな、最初は一瞬納得してるんだよね」
 それはそうだろう。納得してから、「あれ? この二人女同士じゃね?」と我に返るのだ。
 その気持ちは、非常によくわかる。
「よく懐いているみたいだから、二人の子っていうのは冗談としても、二人共通の知り合いか親戚に見えるんじゃない?」
「ヴィヴィオ、いい子だからね」
「結局、二人の知り合い?」
「細かいことは言えないけれど……」
 六課独自の機密絡みか。それは仕方ない。
 いや、もしかすると、俺は今後こういうことも可能な限り聞き出さなければならなくなるのだろうか。
「私とフェイトちゃんで、しばらくの間面倒を見ることになったんだ」
「へえ。まあ、食事関係ならいつでも協力しますよ」
 一瞬俺はためらって、そして言葉を続けた。
「うちにもヴィヴィオちゃんくらいの子供がいるしね」
「え? トランザさん、奥さんが?」
「いや、二人とも姉さんの子供……俺からしてみれば甥っ子と姪っ子だけどな。両親とも死んじまったもんで、俺が引き取って育ててるんだ」
「え、そうなの?」
 ヴィヴィオの相手をしていたフェイトさんがいきなり反応してきた。
「たいへんだね、大丈夫?」
「まあ、二人ともいい子だから」
 さすがに、金銭的にきついとは言えない。
「だから、ヴィヴィオちゃんも他人とは思えなくてね」
「そうなんだ……」
 フェイトさんが頷いた。
「だから、キャロやヴィータに優しいんだね。勘違いしてたよ」
「まあ、他人事じゃない……勘違い?」
「あ」
「あのー、フェイトさん? どんな勘違いでしょうか?」
「ううん。なんでもないよ、本当だよ?」
 視線が泳ぐ。俺は、ティアナとの会話を思いだしていた。俺がヴィータとつきあっているかも知れないと言う……
「もしかして、俺、ちっちゃい子好きと思われてた?」
「そ、そんなことないよ」
 この執務官は、プライベートでは嘘がつけない性格らしい。
「フェイトさんの今週のご飯は、全部パンと水だけに決定しました。パンのお代わりは自由ですけれど、お水はセルフサービスでどうぞ」
「違うから、違うからね? ね? ね?」
「いやぁ、ちっちゃい子好きな料理人の作った料理なんてねぇ?」
「信じてないから。私は信じてないからね?」
 フェイトさんちょっと涙目。
 ぽこん、と誰かが足を叩いた。
「フェイトママ虐めちゃ駄目!」
 ヴィヴィオがキッと睨んでいる。
 とても怖い。こんないい子を敵に回しちゃいけない。
「ごめんなさい。俺が悪かった」
 素直に謝ると、寛大にもヴィヴィオは許してくれた。本当にいい子だ。
 謝罪を終え、家族(?)三人の朝食タイムが始まる。
 朝食の終わり際にミックスジュースを運び、ついでに今後の予定を聞いてみる。別にデートの誘いじゃない。ヴィヴィオがしばらくこの食堂に顔を出すようなら、それなりのレパートリーも考えておかなきゃならないからだ。
 そして明かされるとんでもない事実。
 朝ご飯は極力自分たちの部屋でつくって三人で食べると言い出すなのはさん。
「たいへんじゃない? 毎日」
「ん? フェイトちゃんと交代でやるし」
「いやいや、作るのもそうだけど、毎朝行ったり来たりは面倒くさいよ。パジャマで廊下うろつくわけにもいかんだろしさ」
 というか、この二人がパジャマでうろつくなら俺は通りすがる。むしろ録画する。
「どうして? 同じ部屋なんだから廊下には出ないよ」
「あ、そうか。同じ…………」
 貴方達、相部屋ですかそうですか。そんなことだから妙な噂も出るのだろうに。
 昔からよく一緒にいるし、お泊まりもしょっちゅうしていたし。などとフェイトさん。
 つまり二人は幼馴染みと。
 なるほど、そりゃあ息も合ってるだろ。十年来のつきあいか。
「なのはと私とはやては、小学生の時からの親友だからね」
 八神が? 二人の親友?
 俺は試しに尋ねる。部隊長と二人がいつ頃知り合ったかを。何の気なしに、他意はないように。
 答えがくるまでの数秒の間、俺は祈っていた。
 祈りは瞬時に粉砕される。
 二人は知っているのだ。「闇の書」を。
 つきあいの長さから逆算すれば、二人が八神と知り合ったのはまさに「闇の書」事件の真っ最中。
 そして、「闇の書」事件には二人の優秀な年若い魔道師が関与していたと聞く。
 フェイト・ハラオウン
 高町なのは
 条件には合う。
 八神と知り合ったのはそのころ。
 二人とも優秀この上ない。魔法においては早熟の天才と言ってもいいだろう。
 嘘だ。そんなわけがない。
「二人とも、部隊長と古いつきあいなんだ」
 なにか、決定的な証拠を俺は欲している。二人が事件とは関係ないという証拠を。
「私たちよりは、ヴィータたちのほうが少しだけ長いんだけどね」
 ヴィータ、たち?
 少しだけ?
「そうだね。ヴィータちゃんと、シグナムさんと、シャマル先生と、ザフィーラと……」
 ヴォルケンリッターは四人。
 …………嘘だ。いや、何かの間違いだ。偶然だ。
「なのは、リインもいるよ」
「あ、そうだ、リインもね」
「リインフォースもヴィータたちと一緒に、部隊長とのつきあいは長いのか?」
「そうだよ」
 五人。
 俺は喝采を叫びたいのを堪えていた。
 ヴォルケンリッターは四人。
 今、名前が出たのは五人。つまり、ヴィータはヴォルケンではない。
 八神とのつきあいが長いのは確かだが、それは八神の外面という物なのだろう。
 そうだ、考えてみれば当たり前だ。
 血も涙もない殺しの道具に過ぎないヴォルケンリッター。
 あの、アイスの大好きな赤毛チビが?
 狼が?
 義を知り、情に厚い剣士が?
 おっとりとした優しい女医さんが?
 可愛らしい妖精のような少女が?
 あれが、悪魔の四騎士ヴォルケンリッター?
 馬鹿も休み休み言え。
 
 
 
 それでも、ある意味では彼女たちを裏切らなければならないのは心苦しい。
 いや、さきに彼女たちを裏切っているのは八神だ。八神の真の姿を知れば、彼女たちは友達でいたことを後悔するに違いないのだ。
 
「また、裏口から出入りしているのか?」
 いつものように裏口から帰ろうとした俺を、シグナムさんが引き留める。
 俺は苦笑しながら軽く頭を下げる。
「すんません。なんだか、後ろめたい気分になるんで、堂々と帰ろうとすると落ち着かないんですよ」
 しかたない、とでも言うように肩をすくめるシグナムさん。
「そうかもしれんが、できればこちらの道は通って欲しくないのだがな」
「すいません。……あ、そうだ」
 俺はカバンからタッパーを二つ取り出した。
「一応、調べますか? それからこっちは……」
 一つのタッパーをあけると、果物の砂糖漬けが詰まっている。
「良かったらこれ、皆で食べてくださいよ、どうせ見つかるだろうと思って、差し入れ用に余分に作っておきました」
「本末転倒だな」
 そう言いながらも、シグナムさんの表情は優しい。
「有り難くいただこう。ヴィータとシャマルが喜ぶ」
「シグナムさんも食べてくださいよ?」
「ああ。もちろんだ」
「それと、こっちは俺が持って帰るつもりですけれど、調べます?」
「いや、構わないから早く帰ってやれ。子供たちが待っているのだろう?」
 俺は、上半分にクッキー、下半分にデータディスクの入ったタッパーをカバンに戻した。
「すいません。それじゃあ、失礼します」
「ああ」
 そうして、俺はデータディスクを持ち出したのだ。六課の当面の人員シフト表で、食事の準備のために必要だと無理を言って借りた物だ。課から持ち出すだけで罰せられる代物だが、課内でコピーするわけにはいかない。そもそも、コピーは不可のはずだった。
 
 約束の場所には、いつもの女がいつものように待っていた。
 部外秘のデータを渡すと、一時間でコピーして返してくる。コピープロテクトを外した方法までは俺は知らない。こちらとしてはディスクを元通りに戻すことさえできれば文句は言えないだろう。
 俺はただ、弱みを見せないように表情を引き締めているだけだった。
 それでも、俺は実際にディスクが戻ったとき、安堵の表情をしていたのだろう。
「それほど心配?」
 女はそう言って笑った。
「ちゃんと返してくれるんだな」
 俺は素直にそう答えていた。虚勢など、ばれた後には一文の値打ちもない。
「これからのこともあるんだから、こっちだって情報源は丁寧に扱うわよ。可能な限り貴方に被害が及ばないように極力配慮するから。当然、これからも情報は提供してもらえると思って良いわね?」
「報酬次第だ。八神に関する隠匿されたデータをもっとくれ」
「できる限りは提供しましょう」
 女は新しいデータディスクを差し出した。
「約束通り、現在のヴォルケンリッターの全容よ」
 
 俺は自宅に戻ると早速データを展開し、その内容を見る。
 八神麾下ヴォルケンリッターの全容を。
 
 そして、自分の口から漏れる絶叫を必死に押さえ、きっかり一分後、便所に駆け込んで嘔吐していた。
 気がつかない間に、俺の身体は汚物にまみれていた。
 俺は、汚物にまみれ、働いていたのだ。
 
 吐いて、吐き尽くして、吐ききって、胃の内容物を全部出した。胃そのものすら、ひっくり返ってさらけ出せると思ったほどに。
 いや、俺の中身を全て晒したかった。何を飲み込み、何を吐いたのかを知るために。
 吐き出したのは穢れ。
 唾棄すべき殺人鬼とその主への嫌悪と憎悪、そして恐怖。
 飲み込んだのは温もり。
 友と感じた気の良い連中への好意と友情、そして幸福。
 俺の感じた何処までが現実で、何処までが騙りなのか。
 騙られていたのか、ただの無知なのか。
 俺が愚かなのか、奴らが悪辣なのか。
 それでもいい、俺が愚かだというのならそれを認めよう。復讐を企む知性のかけらすらなかったと誹られるのならそうしよう。復讐する資格がないと嘲るのなら受け入れよう。
 それでも、一つだけは認めたくなかった。
 認めたくはない一つの可能性を俺は抑えつける。
 
 ――俺は、間違っているのか?
 
 否、復讐に間違いなどない。
 親父を殺したのはヴォルケンリッターではない?
 否。
 長姉を殺したのはヴォルケンリッターではない?
 否。
 次姉の死と闇の書事件は無関係?
 否。
 ならば、悪は誰だ。
 ヴォルケンリッター以外の何者だと?
 俺は間違っているのか?
 否。
 今現在の闇の書の主は?
 八神はやて。闇の書を入手して、夜天の書と名を替え、世間の目を欺く女。ヴォルケンリッターを従える女。
 主に罪はないのか。
 否。奴は、過去を知っている。そして、償おうとはしない。
 ならば、復讐すべき相手は?
 八神はやてとヴォルケンリッター。
 間違えてはならない。外してはならない。
 俺が向かうはただ一つ。復讐のみ。
 だから、俺は間違えない。
 だから、この吐き気は違う。
 汚物を知らずに浴びていたことへの嫌悪感。
 汚物と知らずにつきあっていたことへの嫌悪感。
 汚物を友としてしまったことへの嫌悪感。
 汚物への嫌悪感。
 これは、嫌悪感なのだ。
 俺が悔いるのはその一点だけ。知らずに奴らのそばで働いていたこと。八神はやてだけではなく、ヴォルケンリッターに接近していたこと。
 他の悔いなどない。後悔などはない。あろうわけがない。
 決して、後悔などはしない。できるわけがない。
 だから……
 だからっ!
 俺は考えない、感じない、思わない、嘆かない、悔いない、悲しまない。それは、許されない。
 だから、だから!
 決して、それだけは、思ってはならない。
 俺は、自分自身を否定しない。俺の復讐を否定しない。
 何故……
 考えてはならない。
 何故……
 考えてはならないっ!
 何故……お前らが……
 俺は否を唱える。自分自身へと。
 何故……お前らが、ヴォルケンリッターなんだ……
 違う。俺は叫ぶ、自分へ。
 復讐に尻込みする自分へ、逃げようとする自分へ。
 共に怒ってくれた赤毛の少女。
 身体を心配してくれた医療者。
 二人の子供のことを考えてくれた騎士。
 誇り高く、周囲を見守る狼。
 ヴォルケンリッター。闇の書の騎士。血に狂った四騎士。
 何故。
 
 便器の中を覗いて、自分が血を吐いたと思った。
 それは、俺の血に間違いなかった。
 血を吐いたわけではないと、すぐに気付いた。
 俺は唇を噛みしめ、そして、咬みきっていたのだった。
 赤く染まった便器の水は、スイッチ一つで流されていく。
「なんでお前らがヴォルケンリッターなんだ……」
 俺の呟きは水音に紛れ、俺には聞こえなかった。
 
 
 
 
なかがき
 
 
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